Cost

台湾留学にかかる費用

台湾の国立大学の学費は、日本の私立大学より低く抑えられているケースが多くあります。ここでは実際の学費表・出願料・生活費をもとに、修士 2 年で必要になる金額を試算します。

大学院の学費(1 学期あたり)

台湾では学費が学期単位で設定され、同じ大学でも学院(学部組織)によって金額が変わります。外国人留学生の学費は、原則として台湾人学生と同額です。

台湾主要大学の大学院学費(1 学期あたり、修士課程)
大学学院・プログラム学費(1 学期)
NTU(国立台湾大学)電機・資訊(EECS)/工学院NT$60,720
NTU(国立台湾大学)管理学院NT$51,580
NTHU(国立清華大学)EECS/工学院/半導体研究学院NT$36,300 + 単位料 NT$2,100/単位
NTHU(国立清華大学)科学院NT$33,000
NTHU(国立清華大学)科技管理学院NT$31,560
NYCU(国立陽明交通大学)大学院(プログラム別)NT$34,095〜57,945 + 施設費 NT$1,500
NCKU(国立成功大学)大学院公式が学務部の資料へ誘導する形式のため、各年度の資料でご確認ください

1 NT$ ≒ 5 円で換算すると、NT$36,300 は約 18 万円、NT$60,720 は約 30 万円にあたります(為替により変動します)。

学部(大学)の学費

学部課程については、JASSO(日本学生支援機構)が国立大学 NT$50,460〜62,100/学期、私立大学 NT$48,370〜58,044/学期、公立大学 NT$45,700〜54,000/学期という目安を示しています。全体では NT$45,000〜60,000/学期が一つの目安になります。

台湾の大学は 1 年 2 学期制のため、年間ではこの約 2 倍が学費の基礎になります。

出願そのものにかかる費用

出願料 NT$2,000/出願
台湾には共通願書がなく、大学ごとに出願します。NTU は再出願の場合 NT$1,500、NCKU は NT$2,000 で 3 プログラムまでカバーされます。志望校を増やすほど出願料は積み上がります。
語学試験の受験料
英語課程では TOEFL iBT や IELTS のスコア提出が求められます。出願時期から逆算して受験計画を立てる必要があります。
証明書の認証費用
卒業証明書・成績証明書は、台北駐日経済文化代表処などによる認証を求められる大学があります(NTHU・NCKU など)。
財力証明の準備
NTHU・NCKU は出願時に USD 4,000(約 NT$120,000)以上の残高証明を求めます。これは支出ではありませんが、出願時点で用意が必要な資金です。

修士 2 年の総額試算

学費・生活費・渡航費を合わせた、修士課程 2 年間のモデル試算です。学費は 1 学期 NT$50,000 × 4 学期、生活費は月 NT$15,000 で置いています。

台湾修士課程 2 年間の費用試算
項目金額(NT$)円換算の目安
学費(NT$50,000 × 4 学期)200,000約 100 万円
生活費(NT$15,000 × 24 か月)360,000約 180 万円
教材・保険・雑費60,000約 30 万円
渡航費(往復 × 2 回)80,000約 40 万円
合計約 700,000〜760,000約 350〜380 万円

円換算は 1 NT$ ≒ 5 円での概算です。学費は学院により大きく上下し、生活費も台北と台南で差があります。国民健康保険(NYCU の案内で年 NT$10,000)など、在学中に別途かかる費用もあります。

奨学金でどこまで下がるか

台湾政府の教育部臺灣獎學金(MOE)は、修士課程で月 NT$20,000 に加え、学費を 1 学期あたり NT$40,000 まで実費補填します。2 年間で受給できた場合、給付額は NT$640,000 になり、上の試算のかなりの部分を覆う計算になります。

実際には大学独自の奨学金や指導教員の RA(研究助手)手当を組み合わせる方が現実的です。詳しくは奨学金のページにまとめています。

出典

※ 本ページの数値・要件は 2026 年に各公式サイトで確認した内容です。募集要項は毎年更新されるため、出願前には必ず志望校の最新の公式募集要項をご確認ください。

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