World-Class Universities
台湾の大学ランキングと、進学先の選び方
QS 世界大学ランキング上位に並ぶ台湾の 4 大名門大学 ― NTU・NTHU・NYCU・NCKU。世界順位・アジア順位・所在地・強みを一覧で比較し、日本人が出願するときの選び方を、現役院生が解説します。
Ranking
台湾の主要大学 QS ランキング比較
台湾で最も評価の高い 4 つの国立研究大学を、QS 世界ランキング順に並べています。台湾内順位は、QS にランクインしている台湾の大学のなかでの順位です。
| 台湾内 | 大学 | QS 世界 | QS アジア | 所在地 | 強み |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 国立台湾大学NTU/National Taiwan University | 54 位 | 23 位 | 台北市 | 総合・電機情報・経営 |
| 2 | 国立清華大学NTHU/National Tsing Hua University | 142 位 | 37 位 | 新竹市 | 半導体・理工 |
| 3 | 国立陽明交通大学NYCU/National Yang Ming Chiao Tung University | 177 位 | 41 位 | 新竹市/台北市 | 半導体・電子・医療 |
| 4 | 国立成功大学NCKU/National Cheng Kung University | 191 位 | 43 位 | 台南市 | 工学・医学・産学連携 |
出典: QS World University Rankings 2027 / QS World University Rankings: Asia 2026, accessed 2026-07-15

NTU国立台湾大学
National Taiwan University
台湾最高峰の総合研究大学として国内 1 位の評価を持ち、電機・情報・経営・人文社会と幅広い分野で世界水準の研究実績を積み重ねています。台北中心部に位置し、国際的な学術交流とキャリアの機会に恵まれた環境です。
QS World University Rankings 2027 / Asia 2026
- 世界
- 54位
- アジア
- 23位
- 台湾
- 1位
Ollin の支援
研究志望の明確化と教授とのコンタクトが合否の鍵となるため、SOP の方向性・研究室選定・教授へのアプローチを、現地の研究文化を踏まえてご一緒に設計します。

NTHU国立清華大学
National Tsing Hua University
半導体・電機・物理を中心とした理工系で台湾屈指の研究実績を持つ名門校。世界の半導体産業を支える新竹サイエンスパークに隣接しており、TSMC をはじめとする主要企業との共同研究や実習機会が豊富です。研究中心のカルチャーと先端設備が特徴です。
QS World University Rankings 2027 / Asia 2026
- 世界
- 142位
- アジア
- 37位
- 台湾
- 2位
Ollin の支援
理工系特有の研究計画書の構成、志望動機の組み立て、推薦状の依頼まで、合格の鍵となる準備を丁寧にサポートします。

NYCU国立陽明交通大学
National Yang Ming Chiao Tung University
半導体・電子・フォトニクス分野で台湾最高水準の専門性を持つ理工系大学。学内に TSMC 共同研究センターを設け、産業界と研究現場の往来が日常的に行われています。国立陽明大学との統合により、医療・生命科学との学際研究にも強みを広げています。
QS World University Rankings 2027 / Asia 2026
- 世界
- 177位
- アジア
- 41位
- 台湾
- 3位
Ollin の支援
NYCU 特有の出願要件、書類準備、研究分野とのマッチング設計まで、専門領域を踏まえて助言します。

NCKU国立成功大学
National Cheng Kung University
工学・医学・産学連携に定評がある、台南を拠点とする総合研究大学。半導体製造・IC 設計の専門学院を擁し、台湾南部の産業集積と密接に連携しています。学部の幅広さと、落ち着いた学習環境を求める方に適した選択肢です。
QS World University Rankings 2027 / Asia 2026
- 世界
- 191位
- アジア
- 43位
- 台湾
- 4位
Ollin の支援
学部・学院の選定から書類準備まで、関心分野とキャリアの方向性に応じて個別に伴走します。
出典: QS World University Rankings 2027 / QS World University Rankings: Asia 2026, accessed 2026-07-15
※合格を保証するものではありません。支援内容は助言・書類添削・情報提供の範囲内です。具体的な成果は個人の状況・実績により異なります。
Admission
台湾の大学に「偏差値」はありません
日本の大学選びで使う偏差値にあたる指標は、台湾には存在しません。日本人が出願するときの前提は、日本の受験とは次の点で大きく異なります。
- 外国人留学生は独立した枠で審査される
- 台湾の大学は、台湾人学生(學測・分科測驗の成績で出願)と、外国人学位留学生(International Degree Student)をまったく別の枠で募集します。日本国籍の方は原則としてこの外国人留学生枠での出願になり、台湾人学生と点数で競うことはありません。
- 合否は筆記試験ではなく書類審査が中心
- 外国人留学生枠では、成績証明・語学証明・志望動機書(SOP)・研究計画・推薦状といった書類の総合評価で合否が決まります。大学院ではとくに、研究テーマと受入教授との適合が重く見られます。つまり「点数が足りるか」ではなく「何を学びたい人なのかが伝わるか」で決まります。
- 共通願書はなく、大学ごとに出願する
- 日本の共通テストや米国の Common App にあたる仕組みはありません。志望する大学それぞれの国際学生用ポータルから個別に出願します。出願料は 1 出願あたり NT$2,000 程度が目安で、1 大学で複数の学科・プログラムに同時出願できる場合もあります(上限は大学により異なります)。
- 中国語が話せなくても出願できる
- この 4 大学には英語で履修・修了できる修士・博士課程があります。英語課程であれば中国語の資格要件は課されないのが一般的で、中国語ゼロから出願する日本人の方もいます。ただし英語課程では TOEFL iBT や IELTS のスコア提出が求められ、要求水準は学科によって差があります。
※ 出願要件・出願料・募集時期は大学および学科により異なり、年度ごとに変更されます。最新の要件は必ず各大学の公式募集要項でご確認ください。Ollin の無料相談でも、志望分野に応じた最新の要件を一緒に確認します。
How to Choose
4 校をどう選び分けるか
ランキングの順位だけで決めると、進学後に研究テーマが合わずに苦労することがあります。日本人の出願者が実際に迷いやすい 4 つの軸を挙げます。
1. 研究分野と受入教授で選ぶ
大学院進学では、大学の総合順位よりも、志望する研究室と教授の専門が自分の関心と合っているかが決定的です。半導体・電子デバイスなら NTHU・NYCU、情報・経営・人文社会まで幅広く選びたいなら NTU、工学と医学の学際領域や産学連携なら NCKU、というように強みが分かれています。
2. 立地と生活環境で選ぶ
NTU は台北市中心部にあり、インターンや国際イベントへのアクセスが良好です。NTHU・NYCU は新竹サイエンスパークに隣接し、半導体産業との距離が近い一方、街の規模は台北より小さくなります。NCKU のある台南は生活費が抑えられ、落ち着いた学習環境を求める方に向いています。
3. 英語で修了できるかで選ぶ
同じ大学でも、全課程を英語で修了できる学科と、中国語の講義が必須の学科が混在します。中国語をこれから学ぶ前提であれば、英語課程(EMI)の有無を学科単位で確認することが出願校選びの前提になります。
4. 卒業後のキャリアから逆算して選ぶ
台湾で就職するのか、日本に戻るのか、第三国を目指すのかで、有利な大学と分野は変わります。台湾の半導体・IT 企業への就職を視野に入れるなら、産業集積との近さと研究室の産学連携実績が効いてきます。進路が固まっていない段階でも、選択肢の広さで大学を選ぶという考え方ができます。
Next Steps
進学先を決めたあとに読むもの
- 大学院への出願方法
必要書類、TOEFL・IELTS の要求水準、SOP に入れる 7 要素、出願スケジュールを募集要項からまとめています。
- 台湾留学の費用
学費・出願料・生活費の実額と、修士 2 年の総額試算です。
- 使える奨学金
台湾政府・大学独自・日本の財団の制度を、金額と併給の可否で比較しています。
- 出願支援の内容を見る
出願戦略の設計から書類添削、合格後のサポートまで、Ollin が実際に何をするのかをまとめています。
- 料金プランを見る
契約の入口は Entry Plan の一つだけ。合格後に選べる Plan B / Plan A との違いを説明しています。
- よくあるご質問
中国語の要否、奨学金、オンライン相談など、出願前によくいただく質問への回答です。
- 台湾留学コラム
現役院生が、実際の出願・進学・在学中の経験を一次情報として書いています。
